



目次
ポイント収入は雑収入になる

その大前提として、ポイ活での収入は、どのような課税区分のものなのか、知る必要がありますよね。一般的に、ポイ活により収入は、「雑収入」という扱いになります。この「雑収入」とは、どの種類も属さない収入を指します。
例えば、収入というと、「売り上げ」や、株などを扱っていれば「配当金」などの種類があります。しかし、それらのどれにも分類することができないものを、雑収入というのです。
この雑収入の場合は、そこから経費などを引いた、所得の額が一定以上になると、課税対象となります。もちろん、その場合は確定申告も必要です。
収入が、いくら以上になったら、確定申告が必要なのか
①収入がある場合
②無職やニートの場合
確定申告とは

なんとなく、「面倒くさそう」「難しそう」というネガティブなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。しかし、実は簡単な手続きですので、ご安心ください。この確定申告とは、所得の金額を計算し、税金を支払うための手続きです。
このとき、所得は、「1月1日から12月31日」の1年間のものを計算します。そして、所得の額が確定したら、つぎに確定申告書などの書類を作成し、2月末から3月頭の期間内に2019年の場合は2019年2月18日から3月15日までに税務署に申告し、納税します。この一連の作業が、確定申告です。
そして、確定申告をすることによって、人によっては、過剰に納めていた税金が返ってくるといった場合もあります。そのため、一見面倒な確定申告ですが、しっかりと行いましょう。
確定申告をスムーズに行うためのコツ



そこで、より簡単に所得の額の計算できるように、コツコツと収入・支出の記録をとっていることがポイントとなるのです。このとき、正確に記録が取れるのであれば、ノートやメモ書きでも問題ありません。ところが、自信がない方は、クラウド会計ソフトなどの使用をオススメします。そういった便利なツールを活用することで、簡単に、正確に記録を取ることができますよ。
つぎに紹介する、確定申告をスムーズに行うためのコツは、ポイ活専用の口座やクレジットカードを用意しておくことです。普段の買い物と、ポイ活で必要なものの買い物が混合していると、あとから履歴などをみても、分かりにくいですよね。
そんな事態を避けるために、ポイ活専用の口座やクレジットカードを持っておき、管理を簡単にすることをオススメします。
経費にできるものは経費として計算しよう
この「所得」とは、「実際に稼いだ金額-経費」の額を指します。そのため、所得の額を少なくするために、経費の計上が必要なのです。
では、ポイ活をするための経費には、どんなものが考えられるのでしょうか。
例えば、インターネットを使ってポイ活をしておりますので、通信費はもちろん、電気代や、スマホ、パソコンの本体代金なども経費として計上することができます。しかし、スマホなどは、プライベートでも使用している方も多いでしょう。そうした場合は、プライベートとポイ活での使用割合に応じて、経費として計上することですよ。
悩んだら税務署へ相談しよう

この記事では、ポイ活の収入に対する税金について、説明してきました。しかし、実際には、ポイントサイトでの収入については、各税務署によって、見解が異なる場合もあります。
そのため、何か不明点がありましたら、税務署に電話なり直接なりで相談することをオススメします。また、確定申告の時期には、それぞれの税務署で、専用の相談デスクを設けている場合も多くありますので、そうしたものも活用してみてくださいね。
ポイントサイトについては、まだ税務署により回答が異なるのが現状です。
まとめ



